趣味を極めて友人ができた

幼少のころから暇さえあれば絵さえ描いている子で、大人になった今でも絵を描き続けています。最初に描いた絵で記憶に残っているのは、幼稚園の卒園アルバムです。わたしが卒園した幼稚園では、ひとりひとりが描いた絵を載せるのが決まりでした。

ほかの皆が幼稚園で遊んでいる自分を描いているのに、わたしひとりだけ大好きだった漫画の模写をしていました。こんな事を言うと自慢みたいですが、模写とは言え幼稚園児が描いたにしては上出来だったと思います。正直に言うと、大人になった自分より上手かったです。

小学校にあがり、自由帳を買ってもらいました。オリジナルの武器を考えたり、モンスターの絵を描いたりしていました。いわゆる女の子らしいイラストには興味が持てませんでした。上ふたりが兄なのが原因かも知れません。

外で遊ぶよりも、部屋にこもって絵を描くのが好きでした。それは今も同じです。絵を描くだけじゃなく切り絵や貼り絵にもチャレンジしました。でも、結局はイラストに落ち着きました。子どものときにいろいろ経験したからこそ、道が開けたと思っています。

中学にあがり、鉛筆からシャーペンに変わりました。力を入れると、すぐに芯が折れてしまい最初は苦戦しました。力を抜きすぎると線が薄くなってしまう。試行錯誤した結果、芯の濃いシャーペンを使うことで解決しました。

美術の時間が一番好きでした。毎日毎時間でも絵を描いていたかったです。美術って週に2回ぐらいしか無いんですよね。準備が大変ですし、美術の先生もひとりしか居ないので、これでも多いほうだとは思うのですが。

中学を卒業してから、通信教育で絵を本格的に習いました。教科書が分厚く、とてもワクワクしながら勉強できたのを覚えています。なかなか就職できず、そのおかげで趣味の世界を極める時間ができたと考えれば、逆に就職できなくて良かったのかも知れません。

大人になって、ネットに自分の絵を公開するようになりました。デジタルにも手を出しはじめました。じつはデジタルは否定派だったんです。でも使い始めると便利すぎて、なんで今まで使わなかったのか後悔しました。

最近はオリジナルのモンスターを描くのに夢中です。リアルで絵を好きな人と集まる機会があるので、絵を見せあうのが楽しみです。昔は絵なんて1人で描いていればいいと内に籠もっていましたが、見て褒めてもらうことで更に世界が広がっていきますね。

子どもの頃は「絵なんか役に立たない」と言われてきましたが、絵を描いていなければ今の友人達には出会えていなかったでしょう。それに学校生活はもっと暗いものになっていたはずです。絵を描くことで、自分の心を守っていたから、こうして穏やかに暮らせていますを

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